できればすぐに箱の中身の置き場所をひとつずつ検討するのが理想だが、それも面倒だという人は、とりあえずそのままでいい。必要なものがあれば、その箱から出して使う。中に何が入っているかを把握していなくても心配ない。「アレはどこだつけ?」と思ったものは、ほぼその箱の中に入っているのだから。使ったあとには置き場所を決めたいところだが、それも無理というのなら、また箱に一戻そう。そうやっていつも箱に戻してばかりいると、やがて、ノーマルな「置き場所」に帰れないまま、雑多なものが箱の中に居座り始める。けれど、布で覆われた四角い物体が部屋の隅にあっても、それほど目障りではないし、なかば強引な方法ではあるが、生活空間が広くなって快適に過ごせるのは事実である。注意したいのは、この「雑多なもの箱」が2個、3個と増えないようにすること。一時的にものが視界から消えても、散らかしグセが直ったわけではないのだから。
やって得する、ラクラク自炊テク。最初は、とりあえずお米だけでも炊いてみよう。スローライフの田舎暮らしなら別だが、ひとり暮らしの食生活は外食にかたよりがち。外食ばかりでは食費がかさむし、栄養のバランスも悪い。実家では包丁すら握ったことがないという人も、ひとり暮らしを始めるこの機会に台所に立ってみよう。自炊をすれば食費が安上がりになる、というメリットは誰でも知っているが、慣れないうちは作ったり片付けたりするのが面倒でなかなか続かない。とりあえず、ご飯を炊いてみよう。米を研いで炊飯ジャーに入れ、水を入れてボタンを押す。それだけだ。「炊飯ジャーがない」「米を研ぐのが面倒」という人は、そのまま炊ける無洗米と鍋を用意。同量の水と無洗米を鍋に入れて30分おき、中火にかける。ぶくぶくと泡が立ってきたら、ふきこぼれない程度の弱火にし、10分後に火を止めてもう10分そのまま蒸らせば完成。「毎日炊くのが面倒」という人は、たとえば火曜日と金曜日はご飯を炊く、などと決めて、慣れてきたら少しずつ曜日を増やす。炊いたご飯を一食分ずつ冷凍しておけば、毎日炊かなくても、毎日食べられる。朝はパン、という人ならそのパンをコンビニで買わず、食パンを自分で焼いてトーストに。食パンも冷凍しておけば1~2ヶ月は持つ。朝はコーヒーだけという人も、缶コーヒーを買わずに豆を買って自分で滝れる。帰宅途中にペットボトルのお茶を買う人も、茶葉を買って自分で滝れる。それ自体は自炊と呼べないレベルでも、いずれそこから発展させていけばいいのだ。